2016年1月31日日曜日

鍼灸治療

昨年の12月 旦那様に勧められて鍼灸治療を受けました。 その時は特に体の不調があったわけでもなく、普段の生活で支障があるような体の痛みみたいなものも全くなかったんですが、 とにかく1度診てもらいなよと時間を繋いでくれたので、私も素直に受け取りました。
 そもそもは主人のほうが酷く体調が優れず、特に偏頭痛のような痛みから全身の凝りみたいなものがずっと続きものすごく辛そうにしていました。わたしもどうにもしてあげることができずに、ただただ少しでも楽になれるように祈るばかりでした。 そんな時、山梨のみゆきさん夫妻が鍼灸師の稲村先生を紹介してくれて、たまたま仕事で出た先でもう直ぐに診てもらうことになったんです。
 その劇的な体の変化には本人も本当に驚いていて、山梨からの帰路電話がかかってきた時のことは忘れもしません。 「母ちゃん、からだが軽くなった!!」いつも帰り道も無事に着くまでは心配でいるのに、その跳ねるような軽い声に何が起こったのかすごく不思議な感覚でした。

 前置きはさておき、私が治療を受けた感想です。 からだってすごい。 稲村先生の治療はほとんど体をいじらないし、何の痛みも伴いません。 ただ畳の部屋に綿のお布団の上に仰向けに寝て、手でツボをさするように温めながらどこがどうなっているのか静かにゆっくり診てくれます。その説明の仕方も暖かな丸みのある関西弁でなんだか気持ちまで緩んでしまうんです。 そして一つ一つの臓器がバランスをとりながら一つの人の体として機能してくれていること、とてもわかりやすく説明してくれます。体の悩みももちろんさくっと聞いてくれます。 
私の場合、お産を6回も経験しているのでその度に骨盤はものすごく大きな衝撃を受けていることを知りました。 それでもそれが体に対してダメージを与えているのではなく、きちんとまたそこから良い方に向かおうと体はそれぞれの臓器で相談しあっていろんな策をとるように元のかたちに戻ろうとするそうです。 診療の後、なんとも言えない爽快感がありました。 うわ〜何だかからだがするっと繋がったような感じ? 今までは上半身と下半身がバラバラなような感覚だったのだけど、それが繋がった!足がアッタカイ! 

で、その後には年末からここにかけてずっとなんだか体調が優れない日が続きました。 主人になんでだろう、、って呟いたら、今まで良くなかったところが繋がって、今度はちがう歪みを体が治そうとしているのでは?と。ふーむ、なるほどなあ。そんな気もする。 で、2回目の治療を一昨日受けさせてもらいました。 先生に体の中の邪気みたいのが抜けきらず、抜けたと思ったらまた次の新しい風邪みたいな症状になってどんどん消耗してますって相談しました。 ほんとその通りだったみたいです。 背中にある邪気の入る通り道がガバッと開いた状態で、肝臓の機能も低下し、風邪よウェルカムーーの状態だったようです。 それで、弱った機能に少し刺激を与えるような治療してくださいました。 
今朝は嘘のように体が軽くなってます。 すごいです。
 下手なスピリチュアルなセッションを受けるより、ずっと自分のからだを内観できるのではないかな。 とにかく毎日、動いて、頑張ってくれいる体の隅々にまでありがとうのきもちが湧いてきます。 大切にしよう!じぶんのからだ。 自分のからだは自分が治す。これは知っておいたほうが良いと思います。その大きな手助けをこの治療では受けられます。

稲村先生 普段は山梨にお住まいですが、週末は奥様のご実家である国分寺のお家で診療してくださいます。 3人以上なら往診もしてくれます。ちなみに我が家は父、母、主人とわたしと長女までも診て頂きました。

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