2015年9月25日金曜日

おはぎ

秋がじわりじわりとやってきたなあ。
すこーし肌寒いくらいのこの季節がほんとに心地よい。

で、柴漬けも漬けたしおはぎを仕込もうかなと思ってあんこをたっぷり炊いた。
あんこの仕込みは前日に。翌日朝みたら、ちょっと水加減が多い感じだったのでもう一度火を入れてゆるめのあんこに。回数炊いているとあんこと会話ができるようになるんだよね(笑)これほんと。これくらいの甘さかな〜とかあとどれくらいかき混ぜよっかとか、お砂糖はどんなのがいい?とか。だからたのしいのかもね。

仏様、喜んでいただけましたか?


柴漬け

ごはんが大好きだから、漬物はやっぱり欠かせない。
市販の「お漬物」も時々ならいっかなーと思って探すけど、大概のものはアミノ酸が入ってる‥ブドウ糖果糖液糖も気になる。。別に嘘っぽく甘くなくていいし、旨味もつくったものでなくていい。ならやっぱり自分で作るのがよし。
たくさん作ると飽きたりもするから、ちょこっとづつ余った野菜を塩もみしてみたり、大好きなピクルスにしたり、麹漬けにしてみたり。漬物もしぜんな乳酸発酵品だから、味の変化もたのしいよね。
何しろ買ったものを袋から出すという煩わしさも減る。←これがわたし的にけっこう嫌いな作業。
かと言って市販のものも普通に買うけれど、たとえ漬物でもパッケージとかもすごく気になるので、(この度ぎついデザインさ、自分の冷蔵庫に入れたくない!って思うから)ものを買うときはすごーく選びたい。
でもその逆も気をつけないと、外見にだまされて買ってしまわないように。(最近はそれはかなり減ったけどね)

今回の柴漬けはちょっとづつ余った野菜を綺麗に食べ切りたかったので漬物になった。
ナス2本、きゅうり1本、みょうが小5個くらい、谷中生姜適量
さいしょに好みの大きさに切り、ちょっとだけ塩をしてしんなりしたら、ぎゅっとだけど優しくしぼって、そこに今年の梅干しづくりで出た副産物赤梅酢を入れる。これだけだとものすごーく酸が強いので砂糖をほんの一つまみ入れる。これだけ。
自分の目の前に、ちょうど洗って干した硬めの袋があったので、少ない汁で行き渡るようにこんな風に袋漬けにした。(袋から出すのが嫌いだって言ってるのにね、自分でつくっものは別です(笑)




2015年9月18日金曜日

料理の手伝い

上の娘たち2人は10日のキャンプを経験してから、台所も時々だけれど興味をもって手伝ってくれることが多くなりました。なにしろ10日間の間の3食の食事を自分たちで火を起こすところからやるのですから、感心ですよね。それに比べたら、家の台所は水道も火もいつでも準備万端。台所があるってだけでありがたい環境だよね。大切にしなくちゃ。

度々手伝ってくれるうちに次女は切ることが上手くなってきました。
キャンプ中の料理グランプリでは見事にチーム優勝したそうです。
それにはちょっとしたひと工夫があったそうですが。
料理も最後はおいしく食べてもらいたいという「愛」と「感謝」が必要ですね。

包丁も最初は果物で練習してましたが、野菜もスローだけどうまく切ってくれます。
子供用の包丁はないので、私の使っている一番小さなものを使って切ります。
この日は「青椒肉絲」ピーマンを随分頑張ってたくさん切りました。とてもおいしくできました。

次女はちょっと変わりもののところもあって、時々理解不能なこともあるのだけど、素は素直でなんでも飲み込みの早い子です。
学校では意外にも静かな面々しかあまり現していないようなのだけれど、、実はすごくおもしろいところ、賢いところをいっぱい持ち備えてます。
どんな大人になってくれるのかが今からとても楽しみ!
と言いながらだいたい家では「佐和子!!!」って怒鳴られているんですけどねえ。

これは夏の暑い暑い日に、突然「忍者になる!」と全身真っ黒けになって台所で料理をする一場面。突拍子もないことを突然思いつくのはいいのだけど、暑さに耐え切れず脱ぎ捨てたまんまでどっかいっちゃったのは佐和子らしい後始末?だわね。

夏休みの間に何かの拍子に「また、合気道やりたい!」と言い出してくれたので、これはチャンス!と思って神明塾の道場に再入門をお願いしました。
9月からお稽古が始めさせてもらってます。
まだまだこれからスポンジのようにたっぷりと吸収できるこの「今この時」に神明塾で武道を教えてもらえるということはきっと彼女の一生の財産になることでしょう。

生きていくことは学び続けること。これはほんとに大事なことだと思います。

神明塾の道場である稽古場にはこどもたちの賑やかな声が響きながらもいつも凛とした神聖な空気が流れています。娘が胴着を着て帯を締め神前に手を合わせている後ろ姿を見届けながら、あ〜この場と繋いでくれてほんとうにありがとうって心の底から感謝が湧いてきました。

「今日1日、怒らず恐れず悲しまず、正直親切愉快に、力と勇気と信念とを持って自己の人生の責務を果たし、常に平和と愛とを失わざる立派な人間として生きることを厳かに誓います。笑え−わっはっはっはっはーーー」 お稽古の最後に唱えることば より

日本人である限り、真のところに祖国に誇りをもてる大和魂を持ち続けて欲しいです。



アーモンド

そう、今年は「アーモンド」もたくさんの収穫がありました。
まだ暑かった最中に子供達を動員して収穫したのは良かったけれど、その後食べるところに到達するには随分と時間を要しました。

アーモンドというものはひとつの房に一粒の種しか入っていないという高級品で、外見はアケビのような柔らかい毛布にしっかりと包まれていて、その中にかたーい種が一粒入っていて、さらにそれを木槌で割って、低温でローストするか素揚げにして食べるのです。
低温ローストが我が家のオーブンだとむづかしいので、今年は素揚げにしてみました。

その味の濃さといったら!小さくて小ぶりな粒ですが、味はすっごくインパクトあります!3粒食べるとかなり満足できるくらい。
まさしく種って感じですが、ひとつぶの種の力強さを感じます。


冬瓜

この季節になるとあちらこちらの人が我が家に大きな大きな冬瓜を運んできてくれます。
まずは第1号!
この大きさったら!
皮を剥くのにも一苦労でした。
でもやっぱり新しいうちは実も透き通るような白さがなんとも言えない美しさ。
丁度水曜日は夜の勉強会のあとにお食事の用意があったので、気温も秋に近寄り温まって頂こうと思って、大鍋いっぱいにスープっぽく煮てみました。
出汁は豚肉と干しエビとカツオだしのベースで。

葡萄のゼリーと酵素ジュース

さっきの続き

この葡萄のゼリーは千文さんに教えてもらった秘伝の?レシピ。
葡萄を柔らかな柑橘系(カボスとかゆず)の絞り汁でマリネしたものをつかって葡萄の色を綺麗に引き出しあっさりとした甘みで寒天で仕上げます。
夏にうれしい綺麗なデザート。
まだまだ自分で納得できるものができるまで、作り続けていきたいです。


酵素ジュースには、葡萄とレモングラス、ミント、レモンと家のお庭にある何種類かのハーブを合わせました。砂糖は7割くらいにしてみて。


もともとそんなには興味なかったものだっただけど、今年は必要に応じてこの酵素ジュースを始めました。家族の人が飲むには、近くにあるもので近くにいる人が作ったものが一番効果があるのだとか。
わたしのなかにある元気なミニマムヒーロー(小さくとも元気な微生物)がどうか力になりますように。

発酵もので面白いのは、私たちが日々口にする食べものは生きているってことに気がつけること。
目には見えない小さな微生物のちからはほんとに不思議です。

いまちょっと始めたTGGヨーグルトは「玄米と豆乳」これだけで本当にたったの3日でヨーグルトになってしまうのです!
最初は半信半疑だったけど、まあやってみようかと軽い気持ちではじめてみた。そしたらまるで生き物を飼っているかのような不思議な気持ちになるのよね。毎日エサ(豆乳)をちょっとづつ足しながら自分の味に慣れるまでかわいがってやろうと思います。
正直言って最初は「ううぇっっ」って味です。だけど、ちょっとづつエサの量とか入れるものとか変えてみたら味が変わってきたー。
市販のヨーグルトもすごく好きなんだけど、毎回気に入ったものを手に入れるのが結構面倒だったので、「やっぱり自分でつくるべし!」と思ってた時にこの作り方に出会いました。
世の中おもしろいこと考える人はいっぱいいるもんだなあ。
まだまだやってみたいことはいっぱいある。

葡萄

今年は我が家の葡萄棚でそれは立派な葡萄が鈴なりになりました。
その美しい姿といったら!ほんとにしぜんの色、香り、形、そのまんまが美しい。

今年はその葡萄で、何度もゼリーを作りました。
酵素ジュースも仕込みました。

次はワインを仕込みたい!




これから これから

いやはや、あの暑かった夏はあっという間に去ってしまってぽかーんとしているうちに‥一番好きな秋がやってきてしまったのさなあ。

秋が来て何が嬉しいって自分のの誕生日が来て40歳!になるってこと。
もう、年を重ねるのも段々嬉しくなくなるような気持ちもするけど、いやいやこれから これから。

山梨行きは色々な諸事情が重なり、ここから動くということは無期延期ということになりました。なので、地味〜にここでできること、少しずつ少しずつ整えていこうとおもいます。

この場所で繋がってくれた皆さんには随分とお引越しのことでお騒がせして申し訳ありませんでした( ;  ; )
今しばらくはこの家でまたたのしいこと発信していきたいので、どうぞバンバンお声掛けくださいね!