2013年11月29日金曜日

お弁当

お天気のいい日が続くので、なるべく午前中は敬祐と外で遊んであげる様に心掛けてはいるけど、走り回る元気はないのでこの近くの自然をいっぱいに満喫してゆっくり散歩しながらたかくんのペースで歩いてお話して2人の時間を作っています。
幼稚園に上がってしまったら親子二人の時間ってなっかなかとれなくなってしまうもの。今になって気がついたけど、こういう時間大事だな。今この時にしかできないことをしっかり自分で見極めてゆっくり進もう。それがいい。


で、お昼を用意しようと思うと私の気持ちがそっちばかりに向いてしまうので‥ここ何日か朝にお弁当を詰めるということを習慣付けるように心掛けてます。
悪阻でご飯が全く食べたくなかったから、大好きな「お米」がすっとからだに入ってくれなかった期間はほんと辛かったのだ。何とかしておかゆや混ぜごはんにして食べてはいたけど、やっぱりお米食べないと元気も出てこなくて‥自分の気分もあるのだと思うのだけど、わたしはやっぱりお米がないと生きていけないくらいのごはん党なのです。
合わせて野菜も大好き。漬け物も大好き。この組み合わせがお弁当にはぎゅっと凝縮できるのでいいな。実は私詰めたり色のセンスがないので、自分の訓練のために毎日試行錯誤しながらも自分なりにいい!と思えるお弁当に到達できるよう日々学習しよう。

基本、7割はご飯で常備菜やお夕飯の残りがあれば、隙間を詰めてできあがり。頑張らないお弁当が好き。敬祐も最近かなりしっかり食べてくれるので、お弁当は主人と敬祐とわたしと三つ。大中小と並ぶと森のくまさんの絵本を思い出す。
テーブルの上にも寝室にも、何もかもが大中小でお話を繰り出すのだけどそれぞれのサイズがかわいくてあったかくていいんです。小ぐまは小さければ小さいなりに、中くらいのお母さんにはお母さんの役割、大きいサイズのお父さんにはお父さんなりのお仕事。いろんな立場と食べ方があって役割がある。別にふつうのことだけど、私にはそれがすごく温まる要素なんです。自分のサイズに合わせて生きることって意外と大事なことだけど、忘れてしまうことがあるから。欲張らないで小さな循環の中で満足のできる生活を心が掛けることに気がつけば、きっと世の中ぐっとよい方向へ向くと思うのだけどな。

今日はちょっとおかずが多すぎた‥余ったものをより集めたら結構な量になってしまったのだけど、ほんとはもっとシンプルでいい。
今日の余り物活用はお蕎麦のサラダ。夕べの残りのお蕎麦を大根の千切りと合わせちょっと和辛子を効かせたサラダにしてみた。それとお魚もお肉も食べたくなかったから車麩を照り焼きにして詰めた。あとは前日と前々日の残り物。
切り干しの炊いたのやら玉蒟蒻のするめ煮、大根葉の塩漬け、金時豆を甘く煮たもの、柿の白和え。
必ず入れるのは(入れたいのは)自家製の梅干しとゆかり、それと沢庵。

敬祐はだいたいお弁当を詰めてる先でもう食べたい!ので台所に寄ってきてはおむすびを狙っています(笑)食べていいよって言うと意外と我慢するのだけど、自分の意志に沿わないとその辺りにあるものを何でも投げつける凶暴なところも有りで‥何枚お気に入りのお皿を割られてしまったことか。。でもその度に自分自身に反省するのです。ゴメンよって。だってこどもは悪気があってやってる訳じゃなくあくまでもその場の自己表現なので、その形が上手く出せるように促してあげるのはわたしの役目なのかなって。でもいつもそんな寛容な気持ちばかりでは居られないので、ついこのやろうっ!!って思っちゃう時たくさんありまっす。








2013年11月27日水曜日

敬祐が2さいに!

末っ子くんが2歳のお誕生日迎えました。ありがとう。無事に元気にこの日を迎えられてみんなにありがとうだね。たかくんが生まれた日はすんごく寒い日だったんだよ。今日はお日様ぽっかぽか。それだけでも何だかうれしくなっちゃうね。

朝ご飯は恒例のお赤飯です。
2週間前の父の誕生日の時は台所に立つのもフラフラで、それでも何とか赤飯だけは!と踏ん張って蒸かしたんだった‥あ〜からだが日に日に楽になってきた。もう大丈夫だ。

なんで、今日はおかずをつくるという余力もあったけど‥朝は何たって忙しい。五時半に起きてスタートしたけど、7時の朝食にはぎりぎりでした(汗)
でも、かぞくみんながおいしいよ〜!って喜んでたくさんおかわりして食べてそれぞれに学校へ幼稚園へと出掛けて行きました。
たったこれだけのことでも1つきも麻痺していた私にとっては喜びはひとしおなのです。

付け合わせに、根菜をたっぷり入れた筑前煮と庭の柿と春菊で白和えをしてみました。大事な青みのお野菜を忘れてしまったので‥紅葉の葉で誤摩化しちゃった。

私の父と母とおばあちゃんにも「敬祐が2歳になりました。ありがとう」とお手紙添えて朝ごはんに食べてもらいました。いのちを繋いでもらって、そして陰ながら支えてくれて‥いっぱいのありがとうだわ。
おいしかったよ〜〜って母。そう?よっかたわ。



2013年11月25日月曜日

めぐみ助産院の教室ご案内

12月5日、12日(木)は新座にある「めぐみ助産院」での料理教室です。
毎年この時期はクリスマス料理又はお正月を意識したお料理を皆で作ってきましたが、今年はおめでたい時には一度は自分で炊いてみよう!『お赤飯』を作ることにしました。

我家は子どもが生まれた時からずっと母から伝授してもらったお赤飯を私がつくるようになりました。その他お祝い事があると作るのだけど、単純に家族が9人だから年に9回は少なくとも作っているんだな〜。
蒸籠でつくるお赤飯はやはり色合いとふっくら感が何とも言えずおいしいです。
我家のこどもたちは皆お赤飯好きなので、炊く時は1升用意しますが人に差し上げたりもするのだけどあっという間になくなります。
一度覚えて自分で作れる様になれば、きっとこれからずっと役にたちますよ〜

お赤飯への付け合わせはやっぱり炒り鳥の煮物が合います。これと季節のお野菜と海鮮のサラダを予定しています。デザートは甘酒アイスを考えています。
 
たくさんのご参加お待ちしております!

お弁当の時間

主人の実家の広島に帰省する交通網は新幹線も車も飛行機もやってみたけど、子どもが増える度なるべく帰省にかかる時間を短縮させたいと、もっぱら飛行機になった。最近は何故かJAL派になってきたのだけど、以前はずっとANAだった。

飛行機、実は飛ぶ時も怖いし乗っている時も落ちやしないかと臆病なわたしは嫌いで(子どもにも旦那にも恥ずかしくて言ったことないけど‥)できるならば地上交通網を使いたいのだけど、、色んな問題もありなので。
でも、唯一乗ると楽しみがあった。ANAの機内誌である「翼の王国」の連載を読むことなんだけど、これがほんとに好きだった。
お弁当ハンターである阿部さんご夫妻が、それはそれはこころあったまる写真と文章を綴っている。読むとわたしのハートにぽっと灯りがつく。

日本全国津々浦々、こんなに素敵な生き方をしている人っているんだなって。そして写真に写っていないそのお弁当の裏側にもさらにもっとあったかい人がいる。私も主人や家族におべんとうを作るの好きだけど、この本読んで増々作る時間にも愛着が湧くようになった。
そう、ほんとにその蓋を開けた時にそこにその人それぞれのドラマがあるんだよね。
これはぜったいに買うことのできない味とハートなんだ。

うふふ、2冊目をすっごく欲しかったらアマゾンで探してたら中古500円で見つけちゃった!
まだまだ耐力なくて、へなへなしてるけどこれ読むとなんだか元気がでる。(1人読んでにまにましてるから変なお母さんと思われてるかも(笑)

木楽舎 お弁当の時間
写真  阿部了
分   阿部直美
「翼の王国books」





2013年11月24日日曜日

バインミー

お友達のTちゃんがふじみ野にある隠れ家的お店「ごぼう庵」のチャパタパンを差し入れしてくれた!バインミーのパン探しをしていると言ったらすぐに情報キャッチしてくれて届けてくれたの。いっつもそうなんだけど、Tちゃんはどんなこともささっとさりげなく気がついてさらっとこなしてしまうスーパーウーマンなのです!(もっと上手い誉め方できなくてゴメン‥)とにかく何やってもセンスがいいのです〜

で、このごぼう庵のチャパタパンはしっとり柔らかくバインミーにぴったりの感じ。私はフランスパンの皮のパリットした感じも好きだけど、旦那さんはちょっと食べにくいんだよねってちらっと言ってくれたのが気になっていたので‥このパンで再チャレンジ!

中身は韓国のり巻きの残りを活用。牛肉なんて滅多と買わないのに、この為に残ってくれたのかーと言いたくなるくらいちょうどいい一切れがあったので、さっと焼いて塩こしょうだけした。野菜やサニーレタスたっぷりと、のり巻きに切ったキュウリと人参+韓国のさつま揚げ。バター使わないで、千文さんのサンドイッチに習って菜種油で代用。マスタードは単独で割と多めに使った。
あったかいうちに食べて欲しかったけど、お昼からさらに現場が長引くみたいだったからパラフィンシートに包んで置いておいた。
どう?って聞いたら、おいしい!いいよ!って。よかった。
実は、自分もちょっと食べたかったけど、端っこはたかくんが知らぬ間にかじってなくなってたから‥これ以上は減らせまいと思って私たちは残り野菜入れて蒸しパンに。


韓国のり巻き

第1回目の韓国料理教室にご参加頂いた方にはお断りしておかないと‥
今回はスープ&マフィンの回でご一緒した皆さんからの強い要望で教室をして欲しい!とのお声が上がり、急遽この会を企画させてもらいました。私が予定外に体調を崩してしまったので皆さんにご連絡も侭ならないまま今回の会を開催させてもらったこと、ここにお詫びさせて下さい。
ここでもう12月を迎えてしまうので、第2回の企画は1月以降にと考えています。
その際は前もってお声掛けさせて頂きますので、どうぞご了承下さい。

去る11月21日(木) 成 明淑先生、ことミョンちゃんに「韓国のり巻き」の手ほどきを頂きました。
みなさんとっても真剣でレシピ片手に沢山の書き込みをしながら、つくり方をじ〜っと見て学ばせてもらいました。
そのあとは生徒さんの出番です。みんな上手い!

食材はなるべく安全で安心な日本のものを使いますが、韓国料理はまた食材遣いも新鮮で楽しいです。

今回作ったのは
・韓国のりまき
・松の実を使った栗のサラダ
・ニラとたまごのスープ
・水正果(スジョンコウ)

○皆さんからの声○

・おいしくって感激でした!韓国のり巻きはとてもおいしいので今まで買っていたけど、今度は絶対自分でつくります!!
・ひとつひとつの丁寧な下ごしらえがとても勉強になりました
・ミョンちゃん先生のお人柄にとても魅かれるものがありました〜
などなどたくさんの嬉しいお声を寄せて頂きました!

そんな声を聞けると次回の企画もまたまた楽しみであります。
ミョンちゃん先生のお料理をする姿もほんと美しく絵になるんですよ。見惚れてしまいます‥私自身もミョンちゃんのお人柄とそのお人柄が作り出すお料理の大ファンなのでこれからもまたご伝授頂けることとても楽しみにしています。
(因にミョンちゃんは千文さんのお子さんと一緒の「こどものその」繋がりのお母さんです。千文さんが運んできて下さった素敵な人との出会いに私一人が感化されているだけではとても勿体ない!と料理教室を企画させて頂いた所以です)

栗のサラダ、和え物かな?





栗のサラダはわたしがいい加減に保存していた生の栗を茹でたものと甘栗の両者を使いました。
お庭になった柿や、りんごやキュウイも入った季節感溢れる和え物風のサラダです。
味つけはほんの少しの塩だけなのに、絶妙なハーモーニーでした。

水正果は皮の厚い桂皮(シナモン)と棗と生姜をそれぞれにゆっくり煮詰めたものをハチミツで甘みをつけて頂くデザート的な飲みものです。
柔らかい香辛料の香りとハチミツの甘みが身体の芯からほんわか温まる冬の定番になりそうなおいしいのみものでした!
棗の入手先分かったら連絡致します=
(実はこの気候でも育つので自分で育ててみるのも手かも?なんて思ってます)

皆さんがそれぞれにプレートに装った絵もとても美しかったですよ!

元気がなくてもここに来たら元気がもらえるそんな場所でありたいです。
そして‥おいしいものの裏にはたくさんのこころが詰まっています。だから「ありがとう」って頂きましょ。みんなでね。

千文さん、いつもながらこころ強いサポートをありがとうございました。
言葉は少なくともほんとうにいつも温かく支えて下さるわたしが心から尊敬するご師匠さまです。




2013年11月20日水曜日

あたらしいいのちと

私のお腹に新たないのちが芽吹いた。
今回の赤ちゃんはわたしたちに何を伝えにきてくれるのだろう‥
お腹の中から「おかあさん、おかあさん」って呼ばれている気がする。
4人のかわいい子供たちに囲まれて、おかあさんもお父さんももう十分だよねって思ってはいたけど、私自身の本能的なものなのか赤ちゃんの持って来るメッセージがとっても重要で大きなものだからなのか、いのちがここに宿ってくれた。
ありがとう。家族みんなで待っているよ。

今回の悪阻もほんとにきつかった。動けないからだ、食べ物を受け付けてくれないからだに反することなくただひたすらに寝ていた。あなたも頑張るのだから、私も頑張るとずっとずっといい聞かせて。
予定していたことを全てお断りしたり、家族を振り回して大変な思いをさせてしまったことだけは申し訳ないばかりだとこころを傷めておりました。
でも、そもそもがあまり色んなことはできない性格でもっともっとゆるりゆるりといこうよって教えられたのかもしれないな。

自分にできることは僅かでも、すぐ傍にいる人をしあわせにしてあげられるそういう人でありたい。


干し柿

11月に入ってからこの3週間、ほとんど布団の中で過ごしていました‥
ようやく少しずつ少しずつ元気を取り戻して普段のペースに戻せる様になってきた。
悪阻も山を越えた。

寝込む前に仕込んでおいた我家の大きな柿がもうしわを寄せておいしそうに軒の下で日向ぼっこしてぶら下がってる。
今年は収穫も少なかったし、穫ってからも皮を剥くまでも腰が上がらず時間をおいてしまったから、半分くらい無駄にしてしまったのだけど‥まあ少しでも季節のめぐみをたのしませてもらったのだから感謝しよう。