2016年12月11日日曜日

ちいさなハート

つい何日か前の朝、息子とすごい喧嘩をした。
きっかけは些細なことだった。
最近とても偏食気味で好き嫌いが激しくなってきたこともあり、出されたごはんは例え時間が掛かったとしてもきちんと食べなさいと言い伝えてはきているが、そんな親の心配もなんのその、嫌いなものは断固として食べないという姿勢をみせてくる。

今は5歳になった彼、3歳くらいの頃それはそれは頑固な便秘くんで、便の出る日は大騒ぎ😰もう家族じゅうが総動員するほど大泣きしては便がでるまで何時間とかかる日もあったほどで、もうそれはいつしか途方に暮れるじかんでした。
その時はね、あれもこれも何が悪いのかと原因を探っては息子と行動を見張って私自身も便が出ないことに執着し過ぎていた気もするのだけど、薬(浣腸)だってそんなには使いたくないし、出ないもの責めたって仕方ないじゃないって思って、いつしか少しづつだったけど息子の気持ちに寄り添うようになって、彼がほんとに楽しそうに嬉しそうにしてる姿を見つけては私も自分の心の紐を解くように長い目で今ある現実を受け止めてあげようって心を開いたら、彼は彼ですごく成長してきたんだよね。
今思えば、頑張っていたんだと思います。下の子が産まれてみんなそっちに目がいって少し寂しいなって思い始めた頃からだったから。僕のこともちゃんと見ててっていうメッセージだったのかもしれない。便秘は便秘だからね、たべることへのケアも考えてはいたけど、多分メンタル的なものの方が多くを占めていたと母の目からはそう思うのだ。

で、喧嘩の発端はいい加減な食べ方をした挙句にお汁をわざとひっくり返しそれを見せつけるかのような態度だったので、さすがに私もカチンっ!ときて、怒鳴りつけるように怒った。そしてその後は長いこと拗ねて幼稚園へ行く準備も断固としてやらない態度だったので今度は夫に怒鳴りつけられ、彼の中の張り詰めた息がパンっと切れてそれはそれはの大泣き。。😭
私もその日はworkshopの日で、準備に追われて気も急いていたので鳴き声を背に心の余裕がなかったなと少し反省し、狂ったように泣き叫ぶ息子をぎゅっと抱きしめて言った。
「ごめんね、お母さんちょっと言い過ぎちゃった。。だけどね、お母さんたかくんがちゃんとごはん食べてくれないと心配だし、すごく悲しい気持ちになるんだ。その気持ちは分かってほしいな。」って。
息子は静かに頷いた。

結局この日は大好きな「お弁当の日」だったのに、幼稚園には行かずわたしの行き先に着いてきました。こんな日もそう滅多とないからね、こういう日があってもいいさって。

小さい子にだって、小さいなりのハートがあります。
だから、待ってあげること、思っていることは伝えること、怒るときは怒る、けどちゃんと君のこと大事に思っているし愛しているよって伝えてあげるって大事だなってその時私自身が気がつかされたのでした。

こどもと関わりを持てる時間、振り返ってみたら少しの間だけです。
だから、ひとつひとつを大事にしたいのです。



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