2016年12月7日水曜日

違和感

ちょっと感じている「違和感」について書いてみようと思う。

先日、敬祐の通う幼稚園で学習発表会なるものがあったのだけれど、発表会を通して見させてもらって私自身の中に残った小さな違和感がありました。年少さんから年長さんまでがクラスごとに劇の中での配役を得て演じるのだけど、確かに衣装も舞台も立派だしその年齢層に重ねた発表ではあったのだけど、かなり作られたなかに置かれた感を感じました。あまりよくない表現かもしれないけれど、見せるための発表?劇?って言うのかな。。。まあ、ふつうはきっとそうだよね。
見る側の親もそりゃあ我が子の晴れ姿を見ようと会場の中にめいいっぱいの人がひしめき合ってビデオやカメラ構えていたけど、内心「カメラ無くしてみたほうが良いぞ!、こどもの生の姿を自分の目に焼き付けた方が良いぞ!」とおねえちゃんたちの幼稚園時代に培った教訓「ちゃんと心で味わう」大切さを心中でぐるぐる渦まかせながらも、後ろの方でそっと舞台を見届けていました。
息子の中では自分なりにこの日に向けてたくさん練習もしたのだろうし、緊張の中にもやりきった感は少なからずあったことと思うのだけど、彼の中での達成感はどんなものだったのだろうな。

これは幼稚園を悪く思っているのではなく、私自身が子育てをしていく中で経験したことから得たこととの違和感で、それを今すぐどうこうではないのだけれど、自分のもっている意識というのはどこかで何かのタイミングでぱっかーん!って開くっていうか。それが良いも悪いもやっぱり閉じ込めてはおけない感情なわけで。。

どういう視点をもって今ある環境を受け入れるべきか、ゆらゆらと心は揺れる。

でもだからこそ、愛の溢れる日常を重ねてゆきたいって思うのだよ。


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