いつものことなのだけれど、去年の暮れの慌ただしい時期になって父が「年賀状用にかぞくの写真をきちんと撮りたい。」と言い出しました。そりゃあさらっと集まってちゃちゃっと撮ればそれでおしまい!なのだけど、わたしのきもちとしたら来春からここを離れる事とおばあちゃんは90歳に、新たに加わった禮士、家族が4世代10人になったこの 「今」をきちんと何かの形にしたいという思いがありました。
そんなこともっと段取り組んで前もってわたしが配慮すればよかったことなのに、父に言われてハッとして、そうだったそうだったと慌てている始末。。
でもそのどうにかしたい!と強く思ったその日に仕事先のめぐみ助産院でたまたま用事でいらしていたPhotoグラファーの林さんに出会いました。もう目の前に林さんがいらした時は自分のインスピレーションが届いちゃった!とびっくり驚き、先生との会話に図々しく割り込んで名刺を頂いてきたのがはじまり。
林さんには小松先生とめぐみ助産院の記念パーティーで出席者全員の家族写真を撮って頂いた時が初めての出逢いで、とても小柄な方なのにカメラの向こうにもつその満ち溢れるエネルギーにグイッと目を惹かれました。ひととの出会いってこうこころを突き動かされる不思議なものなんだよね。
そして、年末も押し迫った12月の終わりの方に本当に無理なお願いを承諾して頂いて、林さん1家が我が家まで出向いて下さり、父の願いであった「家族写真」とわたしたちの日常のありのままの姿を写真という思い出のかたちにしてもらう機会を頂いたのです。
年賀状の写真を撮るにも、プロの目からしたら光や影とその背景に人の表情とが合わさるにはとても複雑なものなのでしょうね、枚数にしたらその1枚だけのためにきっと100枚近くもあったと思います。
その時に「そうそうもっとぎゅーっと寄ってくださいね〜」って言われたその一言がわたしの心に残っていました。なんとなく遠慮があった個々の小さな距離感が不思議とぎゅうっとひとつにまとまったんです。小さなことだけれども私の心のどこかにあった「こうなったらいいな」という願いでもありました。
どこかで読んだフレーズに、こんなことが書いてありました。
私たちは自分のなかで思い描いた人生を今その通りに生きています。無理だと諦めてしまうのも何かに挑戦しようと動き出すのもどちらも心のどこかに思い描いた自分です。
「なるようになる」というとはなんとかなると投げ出すものではなく、なると思ったものに近づくということ。創造した自分に近づくこと。
そんなような内容でした。
林さんに出会ったときに「この人に近づいてみたい」そう強く思いました。
不思議だけれど、そうやって縁が繋がった。わたしにはこれ以上はない!というタイミングで。
創造した自分に近づく、なんて素敵な生き方だろう!
わたしがぐっと惹かれる人にはみんなそういう力が漲っているんだよなあ。
林さんはきっと楽しい要素がいっぱいの方なんです。だから輝いてる。
撮ってくださった他のスナップもどれもが普段自分たちでは見ることのできない表情や、その背景にあるものまでをしっかりキャッチしてもらえていて。
これからずっとかぞくのかたちのとして残していきたい1ページができちゃいました♪
下の写真も林さんのアイディアで木製の額縁の中にわたしたちが入ってみたらこんな感じに〜〜いい感じでしょ?
因みに今年初めに書いたブログの家族写真も林さん撮影のものです!
家族との記念をと思っている方、是非1度林さんとアクセスしてみてくださーい
一度会ったらきっとそのお人柄に気持ちが緩みますよ。そしてまたとない家族の思い出を1枚にできることとオススメいたします!
ママフォトグラファー 林 未香
HP
http://www.mh-photoworks.com/gallery-family/