2015年1月30日金曜日

食べることの会 案内

3/10日に「食べることの会」ひらきます

禮士が生まれてからしばらくの間お休み頂いていましたが、お引越しをする前にこの会だけは!と。
この「たべることのかい」があったからこそ自分のなかにある「おいしさの軸」が整っていたように思えます。
みなさんのつくる1品の温かさ、なかなか味わえない世界ですよ。

ご無沙汰してしまっている方にもこの機会にお会いできたら嬉しいです!

時間11時から 1品持ち寄り
参加費     500円

※持ち帰り用タッパもお持ちくださいね

おいしいごはんとおいしいおしゃべりの気軽な会です
どなたでも参加できます!




申し込み → thihiro@me.com

めぐみ助産院の教室

先週と今週はめぐみの教室がありました。
今月は「ちまき」月間!ほんとに自分でも飽きるほど何度も作りましたが、やっぱり回数を重ねるごとにいろんな発見があって面白い。
竹の皮で包むやり方もみなさんすぐにマスターできて、「あら?こんなんで良かったの!?」と驚いた方が多いのでは?そうなんです。こんなに簡単なんですよ〜〜
ちまきってあったかくておいしいし、もち米入ってボリュームもあるし、持ち運びもできる。冷めたらまた温めておいしく頂けるし、竹の皮も何度も使える優れもの!でも買うといくつもないのに結構な値段なんだよねー。さあもうマスターした皆さんは自分で作っちゃいましょうね♪お伝えしたレシピは極力中身もわかりやすいものにしているので、また我が家の味にアレンジしてみたりして楽しんでくださいね。


私事ながら、ここでの教室は来月2月まで担当させてもらいます。
そのあと4月からはこどもと一緒にたのしい遊びと暮らしを提案している朝霞在住の
”こどもとくらすことのアトリエ” 主催 木本志帆 さんが他のお仲間と一緒に暮らしと季節に寄り添ったたのしくておいしい企画をもって引き継いでくださることになりました!

詳しい内容ははもう少し後のお楽しみに💕

2月教室は19日と26日に開きます。
最後の教室は私の念願だった千文さんとのコラボでお伝えいたします^^

最後はごはんの原点に立ち返る意味も込めて「寝かせた玄米のごはん」と蒸しお野菜の色々たれ作ってみようかと予定しています。

19日はあと1名、26日は若干名空きがあります。
ご予約はこちらまで
thihiro@me.com

2015年1月28日水曜日

「かぞく」しゃしん

いつものことなのだけれど、去年の暮れの慌ただしい時期になって父が「年賀状用にかぞくの写真をきちんと撮りたい。」と言い出しました。そりゃあさらっと集まってちゃちゃっと撮ればそれでおしまい!なのだけど、わたしのきもちとしたら来春からここを離れる事とおばあちゃんは90歳に、新たに加わった禮士、家族が4世代10人になったこの 「今」をきちんと何かの形にしたいという思いがありました。

そんなこともっと段取り組んで前もってわたしが配慮すればよかったことなのに、父に言われてハッとして、そうだったそうだったと慌てている始末。。
でもそのどうにかしたい!と強く思ったその日に仕事先のめぐみ助産院でたまたま用事でいらしていたPhotoグラファーの林さんに出会いました。もう目の前に林さんがいらした時は自分のインスピレーションが届いちゃった!とびっくり驚き、先生との会話に図々しく割り込んで名刺を頂いてきたのがはじまり。
林さんには小松先生とめぐみ助産院の記念パーティーで出席者全員の家族写真を撮って頂いた時が初めての出逢いで、とても小柄な方なのにカメラの向こうにもつその満ち溢れるエネルギーにグイッと目を惹かれました。ひととの出会いってこうこころを突き動かされる不思議なものなんだよね。

そして、年末も押し迫った12月の終わりの方に本当に無理なお願いを承諾して頂いて、林さん1家が我が家まで出向いて下さり、父の願いであった「家族写真」とわたしたちの日常のありのままの姿を写真という思い出のかたちにしてもらう機会を頂いたのです。

年賀状の写真を撮るにも、プロの目からしたら光や影とその背景に人の表情とが合わさるにはとても複雑なものなのでしょうね、枚数にしたらその1枚だけのためにきっと100枚近くもあったと思います。
その時に「そうそうもっとぎゅーっと寄ってくださいね〜」って言われたその一言がわたしの心に残っていました。なんとなく遠慮があった個々の小さな距離感が不思議とぎゅうっとひとつにまとまったんです。小さなことだけれども私の心のどこかにあった「こうなったらいいな」という願いでもありました。

どこかで読んだフレーズに、こんなことが書いてありました。
私たちは自分のなかで思い描いた人生を今その通りに生きています。無理だと諦めてしまうのも何かに挑戦しようと動き出すのもどちらも心のどこかに思い描いた自分です。
「なるようになる」というとはなんとかなると投げ出すものではなく、なると思ったものに近づくということ。創造した自分に近づくこと。
そんなような内容でした。

林さんに出会ったときに「この人に近づいてみたい」そう強く思いました。
不思議だけれど、そうやって縁が繋がった。わたしにはこれ以上はない!というタイミングで。

創造した自分に近づく、なんて素敵な生き方だろう!
わたしがぐっと惹かれる人にはみんなそういう力が漲っているんだよなあ。
林さんはきっと楽しい要素がいっぱいの方なんです。だから輝いてる。




撮ってくださった他のスナップもどれもが普段自分たちでは見ることのできない表情や、その背景にあるものまでをしっかりキャッチしてもらえていて。
これからずっとかぞくのかたちのとして残していきたい1ページができちゃいました♪
下の写真も林さんのアイディアで木製の額縁の中にわたしたちが入ってみたらこんな感じに〜〜いい感じでしょ?

因みに今年初めに書いたブログの家族写真も林さん撮影のものです!
家族との記念をと思っている方、是非1度林さんとアクセスしてみてくださーい
一度会ったらきっとそのお人柄に気持ちが緩みますよ。そしてまたとない家族の思い出を1枚にできることとオススメいたします!


ママフォトグラファー 林 未香
HP http://www.mh-photoworks.com/gallery-family/







2015年1月23日金曜日

とりの蒸し物

長女は鶏肉が大の好物。今日はいつもと違う食べ方しようと思って蒸してみることに。
1センチ幅の5センチの長さくらいに切って、鳥ももに100gに酒と醤油大1と中国醤油大1(私はなかったからシーズニングソースで代用)と片栗粉少しで下味つける。
それにセロリと干し椎茸を適当に混ぜて強火で6から8分蒸すだけ。
地味だけどふか〜い味わい!
おいしいよ〜〜〜

皮はもったいないからスープにしてラーメンのダシと和え物と煮物に使った。

上右横の写真はとりももロール煮。インゲンと人参が入っていて五香粉が隠し味に入っています。付け合せは大根千切りをラー油で和えただけのもの。
面倒な時の手抜きおかず。


2015年1月18日日曜日

茹でた大豆

茹でた大豆があると、何かしらに入れたくなってしまう。
今回は豆のメインのサラダに。
冷蔵庫にマスカルポーネの余りがあったので、高山なおみさんのレシピで見つけたクリームチーズの和え物にしてみる。
中に玉ねぎのみじん切り、セロリのみじん切りとほんのちょっとのにんにくすりおろしが入ってマスタードとレモンで少しの生ハムの塩気でまとめる。ディルがなかったのでフェンネルで。今回は自分のレモン塩も使った。
ビールのつまみにもいいねと主人が気に入ってくれた。

大豆は地味な食材だけれど、和にも洋にも自由自在。料理ってほんと不思議で面白い。



ポトフー

主人はポトフーが大好き。


前回は豚のスペアリブをハーブと塩で漬けたものを下煮してからスープにした。およそだけれど、肉の分量に対して5〜8%の塩をしっかり揉み込んでぴっちりとビニール袋でしばってふた晩。(作業もビニールでやると汚れなくて楽チン。塊肉なら塩は気持ち多めでそうでなかったら加減する)

昨年、志帆さんと千文さんに教えて貰った自家製のブーケガルニのおいしさに驚いて、こんなにも違うの〜〜とそのおいしさに目覚めた。
今庭にあるのは、ローリエとタイムとオレガノ、香菜。フェンネルはちょっと違うかなと思って入れなかった。

今回はシチュー・カレー用の牛肉でやってみた。同じく岩塩(今回は黒い岩塩でつけてみる)で2日塩でつけたお肉を予め煮てからスープに。これをやるとやや硬めのお肉が圧力鍋を使わなくても不思議と柔らか〜くなるのです!

わたしがキャベツ好きなのでキャベツはたっぷりと。ほかは大根、人参、セロリ、ジャガイモ。おいしかったなあ〜〜こどもたちもスープ類はとても喜んでたべてくれるので助かる。
24インチの大鍋でも足りなくなってきた、、今度は寸胴で仕込むかな。



クラムチャウダー

寒い日はやっぱりスープがいいね。
きのうは冷蔵庫であさりが出番待ちしていたので、「クラムチャウダー」に。
中に入れる野菜はあまりごちゃごちゃ入れず、玉ねぎ人参じゃがいもに絞った。

おかーさんおいしいよーとこどもたちも喜んでハフハフ言いながらのお夕飯でありました。


2015年1月17日土曜日

ちびっこあおむし

今月は「ちまき」月間とも言えるな〜あーでもない、こうでもないと自分のレシピを安定させるために、試作の日々が続きました。


そして、15日は南畑公民館主催の「ちびっこあおむし」の一環で親子クッキングの中にしぜんなごはんの教室を選んで下さり、たくさんのお母さんとかわいいちびっこたちと「ちまき」を作る機会を頂きました。
当日は生憎の雨模様できっと出足が悪かったことでしょうに、ほんとたくさんのご参加ありがおう!
おかあさんとちびっここの愛の溢れる組み合わせがとってもいい感じ。なんとも言えないあったまる時間でした。





夏みかん

なぜこんな寒い時期にとれるのに「夏みかん」?
だけど、家の夏みかんの木は今が最盛期!それはたくさんの黄色くなった重たい実がブラブラとぶら下がって助けてくれ〜と悲鳴をあげてるので、主人が見るに見かねてだいぶさっぱりと剪定した。

籠の中でしばらく出番を待ってくれていたので、まずは大好きなママレードに。
皮を剥いて刻んで絞ってとそれなりに一手間かかるけれど、手作りははやっぱりたのしい。

種からペクチンもとりつつ、今回はちょっととろみの薄い感じだけれど、好きな感じの仕上がりに。
娘たちはフランスパンなんかに薄くバターを塗ってこのママレードをちょこっとのせて食べるのがお気に入りで、いっぱい作ってもすぐになくなる。


わたしは何より、自分のお庭でとれたものがきちんとこうして循環して回ることがうれしくって。

お庭でとれたもの、それはしぜんからの大きなエネルギーと手をかけて育ててくれた主人の愛がいっぱいに詰まっているのことを感じながら。
ありがとう。

この家を離れると思うとなーんか自分までもが空っぽになってしまいそうで、気持ちまでもがきゅーっと苦しくなるようなそんな日々が続いていたけれど、わたしがここでいっぱいもらった愛を少しづつでも誰かに伝えていければそれでいいのかな。




あんかけ焼きそば

これも家族が大好きなメニュー
たべる層大量がだんだんと増えてきたので💦どーんとできる料理?の登場回数が増えています、、

これは焼きそばをカリカリに焼き付けて、上にたっぷりの八宝菜をのせる。
これも小松菜と豚肉&たけのこだったり、白菜だけだったりその時あるものだけど、生姜の効いた体があったまる1品だ。

それにしても、ネギ、生姜とにんにくの消費の多い事ったら〜〜
これはもう自分でつくるしかないな。

ビビンバ

こどもも大人も大好きな我が家の定番ビビンバ。
野菜もいっぱいとれるし、ささっと作れるのもうれしいところ。
いろいろ中身はその時によって変わるけど、この日は無難な取り合わせ

大根と人参の酸菜
ナンプラー風味の豚そぼろ
塩味炒りたまご
ほうれん草と小松菜のナムル

夏はズッキーニだったり、きゅうりのナムルが入ったり、豆もやしが入ったりする。
父の田舎の九州から送られる乾燥ゼンマイは欠かせない。
お肉も豚だったり牛コマだったり色々。
大人はてづくりヤンニョムジャンをたっぷり混ぜて食べるのがお気に入り。



2015年1月12日月曜日

ホットケーキ

休みの日になると必ずリクエストされる「ホットケーキ」
定番の配合から、お豆腐を加えてみたり米粉でやってみたり、卵なしでやってみたり色々我流でやってみるけど、実は失敗の多いホットケーキ。。
市販のホットケーキミックスはどうしても好きになれないのと、こどもたちはたっぷりのメープルやはちみつをつけて食べたいから、配合に砂糖はいれないでやってみたり、牛乳は常備してないからいつも豆乳が多いことと、たまごも変にケチって減らしてみたり。。でもやっぱりうまいこといかない。なので、ついつい後回しに。

今回こそは絶対においしいのを作ってあげたい!と引っ張り出してきた昔のレシピ。
確か千文さんに教えていただいたのだけど、今や愛読中の季刊誌の「日々」に掲載されていた堀井和子さんのパンケーキレシピ。
配合はとてもシンプルだけど、堀井さんらしい実直なレシピ。
配合に無塩バターも含まれていて、鉄のフライパンでじっくり焼くのもおいしさの秘訣。
お手伝いの大好きな3女が颯爽とエプロン姿で手伝ってくれてたのしそうに焼いてくれました。

色々作ったけれど、このレシピがいちばんすきです。

たまご1個 はちみつ大1 砂糖大1 牛乳120cc 無塩バター大1
粉類 薄力粉150g BP小3/4 重曹1/4

粉類はあらかじめ振るっておいて、あとは順に捏ねないように混ぜるだけです。
レシピにもあるけれど、結構重たい生地なのでじっくりゆっくり焼きます。

ちなみに我が家は3倍量で作っても足りないくらいでした、、
で、粉450のうち50gを米粉にしました。いい感じでした。

おいしいものは焦らないこと、だね。


ちまきごはんをつくろう!

1月22、29日は新座のめぐみ助産院の料理教室です

今回は「ちまきごはん」をつくろう!
竹の皮で包むちまきごはんってみんな実は好きなんだけど難しそうでやったことないよね〜でもとっても簡単なのです!

まだまだ寒さの続く1月2月に是非一度おうちごはんに加えってやってくださいね〜


両日定員8名になりましたので、締め切ります。



2015年1月11日日曜日

ルームシューズ

数ある自分のもちものの中でも、ほんとうに好きなものってそういくつもはないとおもうのだけど、わたしが大好きでとても大事にしているもののひとつ、平野美琴さんの作ってくれた「ルームシューズ」
最初は幼稚園や学校の懇談会用にスリッパはどうも履き心地が悪いので、気に入ったものが欲しくて探していたところ、このシューズに出会ったのです。その履き心地の良さといったら!もう手離せなくなって家の中ももっぱらこれ1足になりました。

冬の間は特にこのルームシューズがなくては足元が落ち着かず、逆にこれを履いていると安心して気持ちまでもがゆったりしてしまいます。
だけど、随分と履きつぶしてしまって裏の部分がひどく消耗してしまっていました。何か布か皮を貼って修正しようと思いながらも、日常にこれがないと困っちゃうのでどうしてもその時間を作れないでいました。
だけど、ようやっと腰を上げて、やるぞ!
ってただ皮を縫い付けただけなのだけどね(苦笑)

志木の岡田屋で皮の切れっ端をギリギリの大きさだったけれど300円くらいで買ってきて、それを足型に切って縫い付けました。
ほんとは皮の部分を外面にしようと思っていたけれど、裏面の方が滑らなそうだったのとこの色が気に入ってこちら側にしてみました。
縫い付けるのはたったの20分くらいだったから、なんでもっと早くやらなかったのかと自分で深く反省してました。。自分では上手くできないと思い込んでいたところもあったし、無精なので億劫がって後回しにしたいたことにも。
でもこれでまだまだ永く履けると思うとなんとも嬉しくなりました。
自分がとても気に入ったものをずっと永く使える喜び。これは小さなしあわせに繋がります。

美琴さんのエプロンとこのシューズはわたしの台所にずっとずっと欠かすことのできない大切な道具たちです。

平野美琴 mederu HPはブログ右下→myブログリストにリンクしてあります。


修正前
修正後

2015年1月2日金曜日

お正月の集まり

元旦が明けて、2日は我が家にたくさんの親戚が集まります。
おとなもこどもも合わせたら30人くらいいるのかな?昔から数えたことはなかったけど、私が小さい時は夜明けまでそれは賑やかに引っ切り無しにお客さんが絶えませんでした。知らない人がいたって「はい、どーぞどーぞ」なんて一緒にお酒を交わしたりしていてね、その人が帰ってから「あの人どこの人?」なんてことも度々あったものです。

今はそんなことは無くなったけれどね、まあ賑やかなことには変わりないです。
母がどっさりたっぷり年末に買い込んできてくれた食材が待っていましたが、こちらもあまり頑張り過ぎず、できることを。
母が中華料理が得意なので、それに合わせて中華っぽいものをということになり、私はコリアンだけど、韓国海苔巻きに挑戦。それと野菜たっぷりのナムルといろんな野菜の入ったチャプチェサラダを。

おめでたい席は嬉しいものだけれど、私としたらいつもいつも忙しくしているお母さんをお正月くらいはゆっくりさせてあげたいなあ。


2015年1月1日木曜日

お正月とおせち

我が家は元旦にお正月とおばあちゃのお誕生日があって、ふたつもお祝いが重なります。
今年できみおばあちゃんは90歳!この世に生まれて90年も生きて来たのだもの、それだけで十分ですよね〜
おめでとう!ありがとう!おばあちゃんが繋いでくれたこのいのちをきちんと次の世代へ大事につなげていきますからね。

で、お正月。今年はなーんにも頑張りませんでした。でもね、皆が元気で穏やかな気持ちで新年を迎えられたことに何よりも私自身が「おなかいっぱい」に。
あんまり欲張って頑張って無理をするのは良くないと自分で開き直って、今の自分にできることに思いを込めて作りました。

お祝いのお屠蘇は今年はやめて、お伊勢参りで頂いたお神酒と子供達には自家製の梅酵素ジュースで盃をとりました。

去年とちょっと違うのはなますに蛸を入れたことと、ごまめにアーモンドとカシューナッツを入れたことくらいかなぁ。でも母がこれをやけに気に入ってくれていました(笑)
あと、自分で漬けた沢庵がすごく良くできて父も主人もこれはいいねって褒めてくれました。よかったよかった。
(でも、もうすでに漬かり過ぎ?ているのと、半分に切ってつけたものは具合が良くなかったので、これを反省点にまた精進しよう。)




明けましておめでとうございます

寒空のなかでの朝日でしたが、やっぱり初日の出はこころが洗われますね。
太陽のちから、おひさまのちからを借りて今年も一年正直親切愉快に元気に過ごしてゆきたいです。

ここ富士見市で過ごす事30余年。春から少しここを離れることになりました。
次の新天地はもっともっと山に囲まれた美しい場所です。

でもここでも綺麗な「富士の山」が本当に美しく眺められる場所でした。西側の土手に上がるとこの場所がいつからか自分のパワースポットでもあるかのように、あの聳え立つ山の景色を眺めることで不思議と元気が湧いてきました。
ただただまっすぐに今ある姿を見せてくれる山の姿。
大きな雲の帽子をかぶった日。お日様に染まって赤く染まった富士の山。霞みがかって元気がないように見える日。どっさりと白い雪をかぶった清く壮大な富士。
いろんな1日があるけれど、いいじゃない。すべてそのままであることが美しい。
毎日毎日この姿をしっかりと自分の目に収めてそのちからを分けてもらいました。

主人と結婚をして2年目に今住むこの家に移り、私の両親、おばあちゃんと共に歩んだ11年。自然と環境と自分たちのくらしが循環することを旨にその考えに父と母もが賛同してくれて新しく建てさせてもらったおうち。
最初は畑も耕しながら小さな循環の中で自分たちなりの豊かなくらしを築いていきました。こどもが生まれることも私たち夫婦にとってはほんとうに生活の中でのしぜんな流れの一部であり、子供たちとともに手を取り合いながら日々を過ごしてきました。

もちろん、家族内での衝突も数え切れないほどありました。でもそれはわたしたちが「かぞく」になる時間だったのだと今になると冷静に振り返ることができるし、すべてが必要な時間でした。
この場所を離れて違うところでの暮らしをスタートすることは、正直自分の中ではありえない選択だと思っていました。それは自分の考えている生き方よりも親の気持ちに添うことのほうが優先だろうと思い込んでいたところもあったし、これまでのプロセスを全部無駄にしてしまうようなマイナスな思考がどうしても優先しました。

でも、今主人がやりたいと思い描く仕事と夢に素直に寄り添って生きることが、今私の一番選びたい道です。いろんな自分の思い癖や張り付いた思いをそぎ落としてやっとこさここに到達しました。

ありがとうございます。
ここで出逢うことのできた人たちにもただただ感謝のきもちでいっぱいです。

さあ、新たな出発の年。味わって過ごしてゆこう。