寒空のなかでの朝日でしたが、やっぱり初日の出はこころが洗われますね。
太陽のちから、おひさまのちからを借りて今年も一年正直親切愉快に元気に過ごしてゆきたいです。
ここ富士見市で過ごす事30余年。春から少しここを離れることになりました。
次の新天地はもっともっと山に囲まれた美しい場所です。
でもここでも綺麗な「富士の山」が本当に美しく眺められる場所でした。西側の土手に上がるとこの場所がいつからか自分のパワースポットでもあるかのように、あの聳え立つ山の景色を眺めることで不思議と元気が湧いてきました。
ただただまっすぐに今ある姿を見せてくれる山の姿。
大きな雲の帽子をかぶった日。お日様に染まって赤く染まった富士の山。霞みがかって元気がないように見える日。どっさりと白い雪をかぶった清く壮大な富士。
いろんな1日があるけれど、いいじゃない。すべてそのままであることが美しい。
毎日毎日この姿をしっかりと自分の目に収めてそのちからを分けてもらいました。
主人と結婚をして2年目に今住むこの家に移り、私の両親、おばあちゃんと共に歩んだ11年。自然と環境と自分たちのくらしが循環することを旨にその考えに父と母もが賛同してくれて新しく建てさせてもらったおうち。
最初は畑も耕しながら小さな循環の中で自分たちなりの豊かなくらしを築いていきました。こどもが生まれることも私たち夫婦にとってはほんとうに生活の中でのしぜんな流れの一部であり、子供たちとともに手を取り合いながら日々を過ごしてきました。
もちろん、家族内での衝突も数え切れないほどありました。でもそれはわたしたちが「かぞく」になる時間だったのだと今になると冷静に振り返ることができるし、すべてが必要な時間でした。
この場所を離れて違うところでの暮らしをスタートすることは、正直自分の中ではありえない選択だと思っていました。それは自分の考えている生き方よりも親の気持ちに添うことのほうが優先だろうと思い込んでいたところもあったし、これまでのプロセスを全部無駄にしてしまうようなマイナスな思考がどうしても優先しました。
でも、今主人がやりたいと思い描く仕事と夢に素直に寄り添って生きることが、今私の一番選びたい道です。いろんな自分の思い癖や張り付いた思いをそぎ落としてやっとこさここに到達しました。
ありがとうございます。
ここで出逢うことのできた人たちにもただただ感謝のきもちでいっぱいです。
さあ、新たな出発の年。味わって過ごしてゆこう。
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