おせちの項目からつくりやすいものとお伝えしたいものを抜粋し、買い出し、下ごしらえ、レシピづくりと前準備、本番までのプロセスはけっこうなエネルギーを要するものでした。
この家に引っ越して11年になるから、おせちを自分で挑戦してみてからもそれと同じ月日が経ちましたが、それなりに失敗もいっぱいしましたし、うまくいかないこともたくさんありました。それでもめげずに、毎年家族と共に過ごす一番もっとも大事にしたい席に自分なりの愛をいっぱいに詰めたお重で喜ばせたいとかなりの力の入れようでした。おばあちゃんが作り続けてくれたものを決して絶やしたくないという気持ちも大きかったなあ。。
だから、あまりよそ見はせずおせちの定番をしっかりおさらいしながらちょっとづつ自分なりの工夫も取り入れて。
保温中のお鍋 |
中でも一番進歩したのは黒豆かな。たっぷりの煮汁で煮ることでシワが寄らなくなったのと(シワがよっても黒豆はかわいいけどね。)丹波ような高級な黒豆でなくても十分おいしいのができることも学んだし、砂糖の種類の配合で甘さ加減がすごく変わることも知りました。煮る時間もお鍋を丸ごと新聞紙と毛布で保温するやり方も自分で研究しました。これで何時間も火の節約ができたし、他の作業がスムーズになることも分かった!
繰り返してつくるものは必ず発見があります。
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