2014年1月19日日曜日

助産院の教室

先週木曜日は今年初めての助産院での教室でした。

毎年来月迎える「節分」に因んだものを作ってきましたが、今年はこの1月の寒い季節に食べておきたい『粕汁』と『季節の炊き込みごはん』をメインにした献立にしました。

参加して下さった皆さん、ありがとうございます。
わたしもみなさんと一諸に作ることで、またひとつ学び次へと繋げていく力を頂いています。ことしもまた1年、たのしくておいしい時間を共に過ごしていきましょう!



豚肉とかまぼこの炊き込みごはん
ほうれん草と春雨の酢の物
ごぼうの春巻
粕汁(鰤を使って)

おやつ
りんごとおからのしっとりケーキ


野菜をたっぷり使ったごはんを中心にした
ごはんを食べていると心が落ち着きますね。
パンや麺類も時には食べたくなるし、我家も
麺類はよく登場しますが、やっぱり「ごはん」が
ないと落ち着きません。
それと、油をあまり使わない野菜を煮たもの
スープや煮物にするとこれも沢山とりやすいと
思いますが、小麦を中心にした献立にすると
どうしても糖分や油分が多くなってしまいがち。

ちょっと前に「学校給食で死ぬ」というちょっと大袈裟な
タイトルの本の著者の試みをある冊子で読みましたが、
学校で乱れる生徒の大半はやはり普段の「食」が極端に
乱れているそうです。学校給食を地元産を使った米飯中心とした
献立に変えたことで、学校での犯罪や乱れが驚くほどに
解消されていったのだとか。

わたしたちはお米の国に生まれた日本人なのだから、先祖が伝え続けてきてくれたことへの感謝を忘れず誇りを持ってごはんを頂くことを私自身も忘れずにいたいと思います。

おやつに作ったおからのケーキは、もう10年以上前に信州でやったお友達の披露宴でもてなされた忘れられないケーキの1つなんです。
ウェディングケーキと言えば、バターや砂糖たっぷりの濃厚なケーキをイメージしますが、信州のシャロムヒュッテというところで開かれた披露宴ではその広大な自然の中での結婚式にぴったりなしぜんなお食事の数々が参列した人たちにもてなされていました。
食事のさいごにもてなされたデザートも数え切れないほどありましたが、このケーキはことの外、私の思い出に残ったケーキでした。
おからとりんごが入っていたことだけは覚えて帰ったのですが、そのレシピがどうしても欲しくて自分で何度も作ってきました。似たようなケーキのレシピを引っ張り出しては配合を変えて作り続け、ここにきてやっと自分なりに納得のできるつくり方に到達しました。おからとリンゴでとてもしっとりとしているなかに、メープルシロップのほんのりとした甘みが残ります。粉とおからを同量に入れるので重たくもなく、こどものおやつにもぴったりです。沢山焼いてもあっという間に食べられてしまいます。
こういうおやつだったら、子どもにも罪悪感を感じずに一諸に楽しめますね。






0 件のコメント:

コメントを投稿