私の母はとても信心深い人で、昔から神様と仏様のことは何をさて置いてもきちんとする人です。我家には立派な神棚とご仏壇があります。毎日朝にはまず、仏様のお水とお花のお水を新しく替えて、神棚のお水とご洗米を備えてお灯りをともします。それは専ら母の仕事なのですが、今週は火曜日から母が「皇居奉仕」に行かせていただいており、4日も留守にしているのでわたしやらせて頂きました。
私が小さい頃も、どこかへ出掛けるというと神参りに行く事が多くてそれが嫌だと思ったことはないけれど、いつも手を会わせて祈る母の後ろ姿を見て育った様に思います。今でも毎月必ず東京の高尾山にお参りに行きますし、1日と15日には神棚のお榊を替え氏神様にもお参りし、家族の亡くなった祥月命日にはお寺さんを御呼びしてお参りし、ほぼ毎週お墓参りにも行きお掃除をします。毎日毎日、仕事に家庭におばあちゃんのお世話と自分の時間等ほとんど無いに等しいほどですが、そうやってまず先にご先祖様と神様のことをきちんとしてきたことで家族の健康と幸せを守ってきてくれています。
この母の留守中にそんな母を思いながら、深い感謝の思いが沸いてきました。当たり前に過ぎて行く毎日だけれど、どれだけの大きな力に守られて今を生かせて頂いているのか。少しづつでも自分が親になって気づかせて頂けるのかなあと、今ある家族にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
目には見えない大きなちからに守られて生きているということに、気づかせてもらうことはとても大切だと思います。
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