2011年11月18日金曜日

おいしいお茶の時間

去年の冬に主人が「囲炉裏」を作ってくれました。
私の学生時代のお友達のおばあちゃんがお茶のお稽古をなさっていたのだけど、そのお道具をいらないというので一式頂いていたものがあって。そのお道具の「炉」に木の縁と足とつけてちょっとしたテーブルにもなる囲炉裏です。
今年は暖かいからまだ暖房器具もいらないくらいなのだけど、気分的に暖かい火のそばでゆっくりしたいな‥という感じになってきたので朝か晩につけています。

私たちは普段、食事の後には〝ほうじ茶〝を入れます。それも高級なほうじ茶ではなくて、本当にノーマルな感じのほうじ茶。でないとせっかくの食事を邪魔してしまう気がして本当に色んなお茶を試しました。良く聞く京都の一歩堂や加賀の献棒茶も好きで時々買ってはみますが、とっても香りのいいほうじ茶なので今気にいっているのはお海苔で良く聞く「山本山」の焙煎ほうじ茶。かなりの量が入って500円くらいで手頃な値段の割にとてもすっきりおいしいほうじ茶です。それと時々生活クラブで出て来る一番刈下ほうじ茶というもの。それからたま〜に自然食品店のサンスマイルさんで買っている「増田」さんの作られているお茶のシリーズは間違いなくおいしいのでその〝玄米ほうじ茶〟を飲みます。増田さんのお茶はとても値段が良いのですが、緑茶もほうじ茶もとてもとてもお勧めのお茶です。それからこの『炭』で沸かすお湯は何故だか柔らかくおいしいのです!

食後のお茶は主人がいつも入れてくれることが多いのですが、私が汲むお茶よりずっとずっと「おいしいお茶」です。それは、ゆっくり丁寧にが基本のようで‥たとえほうじ茶でもゆっくり急須とお湯飲みを温めてから汲むとそれはほっこりおいしいお茶が味わえます。たった1杯でもこのお茶を飲むと体がゆっくり温まる感じがします。わたしはついガサガサって入れてしまうことが多いので。

今日はもう行けないかなって思っていたお墓参りにも行って来れたし、和歌ちゃんのクラス会にも無事に出席できたのでほんとにほっとしました。その道中でラジオを聞いていたら、わたしが大好きな本の著者が特集で出演していてこれもまたラッキー!って嬉しくなっちゃいました。広島に飛行機で帰省する時に全日空の機関紙「翼」の中にある『お弁当の時間』という特集がとても好きでいつも楽しみにしていました。それが1冊の本になったのをたまたま本屋で見つけて購入!木楽舎から出版されてる阿部了さんと直美さんというご夫婦の傑作本です。
本当にごく普通の「人」にスポットを当ててその人の『お弁当』からエピソードが綴られています。この普通の人にあるドラマがすっごく素敵でわたしは大好きなんです。お弁当の背景にある家族の温かさがじ〜んと伝わってくるのを感じます。

末っ子と真ん中の娘がバザーで購入した〝しまじろうのパズル〟でビルを作って遊んでいます。二人で相談しながら次に何を乗せるかと高いタワーにして、崩れるときゃー!と言っては盛り上がっています。上のお姉ちゃんは切り絵をもくもくと作っています。
なに気ない時間だけど、こういう時間もとても好きです。

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