2011年5月26日木曜日

梅仕事

今日はくもりの天気でしたが、雨には降られそうになかったので、梅仕事をすることにしました。
毎年一人か子供たちとやっていましたが、今年はお友達の千文さんと怜ちゃんがいっしょに手伝ってくれました。
梅の木を植えて7年目。最初は数えるほどしかとれなかったのに、、こんなにたくさんの梅がとれました。
ほとんどの梅を千文さんが収穫してくれて、その後三人で竹串でへたを取る作業までできました。
千文さんもわたしもこの青梅で梅ジュースを仕込みます。
梅と同量のはちみつか氷砂糖を瓶に入れて、しぜんに梅のエキスが上がって来るのを待ちます。例年この時期ならもっと蒸し暑くて梅ジュースも直ぐに発酵してしまうくらいですが、今年はこんなに涼しいからどうかな?
とても楽しみです。
私が長年愛読している東城百合子さんの『自然療法』の本の中にも、こどものためにとても良いジュースとしてこの青梅のジュースが載っています。そのつくり方は梅と同量のはちみつで,蓋をしっかり密閉したら11月くらいまで決して開けないそうです。多少上にカビがでてもそのままにして暗いところで保存するとか。これが梅酵素ジュースになり、胃腸のためにもよく、夏の暑さや細菌にも強くなる飲み物と書いてあります。毎年作ってあげるとよいですよね。
『保存食』はとても楽しいし守っていきたいことのひとつでもあります。自然のめぐみのお陰で楽しむことができる仕事、毎年違う自然の姿も感じることができます。
今年は3月に大震災があり被災地を始め多くの被害を受けました。今ここに生かしてもらっている私たちに一体何が出来るのかを問われた自然からの警告だった気がします。
何でも早くて便利な物にたよって楽に生きるよりも,大地自然のいのちに感謝してゆっくり時を感じることで少しでも私たちが土と太陽と水と共に生きていることに気づけるのではないだろうか?そういう意味でもわたしはこの土地で見える景色、人、さまざまな繋がりを大切にしてこれからを生きていきたいと切に願っています。未来のために少しでも自分たちの意識を上げ、きれいな美しい風景を守ろうではないか!

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