2011年5月28日土曜日

梅肉エキス

今年は思いのほかたくさんの梅が収穫できたので,何を作ろうかいろいろ考えました。
一つはずっと前から気になっていた「梅肉エキス」に挑戦してみました。もうひとつはブログにも載せた梅の酵素ジュースを仕込みました。残りははちみつ漬けと梅干しにしてみようと決定。

梅肉エキスは自然療法の本に載っていて殺菌作用もあり腸内の有効な細菌を育て雑菌を殺しますから、腸のいっさいの病気に効きます。腹痛,胸焼け、下痢、便秘、高血圧、低血圧、心臓、腎臓、肝臓、糖尿病によく、こどものいる家では必ず常備してほしい物です。とあります。
これ一つあると、大抵の病気は大事にいたらずにすむとか。飲む時は大豆一粒くらいで十分だそうで、たいへん飲みづらいので、湯で薄めるかオブラートに包んで飲む、こどもなら少量のはちみつに溶いて飲ませても良いそうです。これとても欲しかったんです。
それで一度自然食品店で購入しましたがいまいち上手に使えないままでした。でもいざこどもが体調の不良を訴えても病院にはなるべく行かないのと薬は飲ませないで自分の治癒力でなんとか直してほしいとここまでやってきましたが、家で常備している手当はこんにゃく湿布かビワの葉のおくすりくらいで、ちょっと手に負えない時は病院のお世話にもなりました。ここでまたきちんとした手当も見直したいと梅肉エキスに挑戦。
陶器のすり鉢で丁寧に梅をすって、それからそれを絞って液体の方のみを土鍋で煮詰めていきます。液体だけを煮詰めるのだから,一体どれだけの量をすれば良いものか途方にくれていましたが、擦る作業も結構楽しくて一応区切りをつけて大きめの梅を50個擦ってみました。すり鉢からあふれるくらいのりょうになったので、次の作業へ。さらしでしっかり絞って土鍋で煮詰めていきました。カップ1杯くらいの液体は煮詰めたら悲しいくらいの量になりました。大さじで1杯ほどです。でもできた。真っ黒なあめのような梅肉エキスです。
味はなんとも表現しがたいもので、梅の酸が究極に煮詰まった味です。おいしいものではないけれど、効きそう!なるほど売っている物は小さな瓶なのに高いはずだわ。50個のうめでたったの大さじ一杯だから、きっと1000個くらいの梅かしら!?次回は100個に挑戦しようかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿