今年は梅干しを8キロ仕込みました。
収穫してから約1週間追熟させていました。敬祐にいたづらされるからピアノの上においておいたら子供たちが熟される梅の甘酸っぱ〜い香りに「なんていい香りなの〜」って鼻をくんくんさせてきます。長女は3階からお母さんが何かおいしいものを作ってくれているんだ!と期待していたとか。残念、これは梅の香りだよー
ふんわり黄色く熟した梅は青梅とはまた別もので、これまた美しい!本当にしぜんが授けてくれる恵みにかなうものはないな‥とうっとりしてしまいます。
とこんな情緒に浸っていられるのもつかの間。台所は次から次へとやることが待っているので、作業はどんどん手早く進めていかないと!
早速梅を丁寧に洗って→ひとつづつ水気を拭き取り→軸を竹串で取り除き→重さをはかり塩の分量を割り出し(私の梅干しは梅の16〜18%を目安にしています)→焼酎をまぶした梅に塩をしながら入れ物に仕込みます。作業は単純にこれだけですが、梅は丁寧に静かに扱わないと腹を立てます。これは失敗から得た経験で決して安易な気持ちで梅干し作りに臨んではいけないのです。
先人たちが培ってきてくれた様々な知恵を私たちは有りがたく感謝して次の世代へつないでゆく役割があると思っています。保存食にはそういう知恵がたくさん!日本人として誇りを感じさせてもらえるような素敵なお仕事だと思いませんか?主婦って本当に得難いお仕事を頂いていると思います。
さあ、白梅酢が上がるのが2、3日後。たのしみです!
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