2012年1月19日木曜日

合気道


合気道のお稽古ではいつも大切なことを教えて頂いています。
1 朝の挨拶
2 「はい」という返事
3 後始末
これを必ずお稽古の最後に声を揃えて唱えます。
それから今日は家族の呼び名についての面白いお話を教えて頂きました。
まずは「パパとママ」の語源の由来について
まずママは「まんま」つまりあかちゃんがおかあさんからたべものをもらう時によく使う”まんま”からきています。それからパパはその昔、畑の隅っこで葉巻をパッパパッパとすっていたことからきたと言われているとか。
一方「おかあさん」は、もとはカッカカッカと照る太陽からきているそうで、太陽の様にいつ何時も明るく照らしくれる太陽のように、すべてを包み込み与えてくれるという意味があるそうです。
それから「おとうさん」は”とおとい”という語源からきているそうで、おとうさんとはとてもとても尊い存在なのですよというお話をして頂きました。
我家ではずっと「おとうさん、おかあさん」とこどもたちは呼びますが、こんな深い意味があることは知りませんでした。ただパパママというのはどうも不自然でおかしいという思いがありましたから自然とそうなったということもありますが。
でもこの呼び方ひとつで、上の人を敬う心遣いが見えてくるのではないでしょうか?やはり家族の中でお互いが尊重し合い学んでいくことはとても大切なことだと思いますし、その姿勢が社会にでたときに大きく反映するような気がします。
父、母はもちろんのこと兄弟間でもそうすると良いそうですよ。お兄ちゃん、お姉ちゃんのことは名前ではなくそうきちんと呼ぶことで、上の存在がきちんと確立してくるのだとか。そうですよね、我家も兄弟姉妹でこれからきちんとそう呼ばせたいと思いました。やっぱりお姉ちゃんはおねえちゃんらしく、お兄ちゃんはおにいちゃんらしく。小さなことのようだけど妹弟たちはここから人を敬う気持ちを養っていくように思います。

いまある私たちの存在そのものが、先人の積み重ねてくださった徳のお陰であることを忘れない様にしたいですね。
合気道で教えて下さる数々の礼儀作法や慎み深い日本人らしく生きる指針、親子共々学ばせて頂けることに心から感謝致します。

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