今年は何回もに分けて梅の収穫をして、追熟の方法をいろいろ試みてみる。
3回に分けてやく10キロ、さて今年の梅干しのできはいかなるものかな。
毎年の木の成長を見ながらこの収穫の時期を迎え、じぶんの手で捥いで梅の実を手で触ることでああ今年もまたこんなにたくさんの恵みを頂いたのだなあとしみじみ。
人の愛もさることながら、しぜんはこうしてたくさんのみのりをもってたべものを差し出し潤してくれる。それをわたしたちはからだを通してまた還してゆくというお役目があるのだろうな。
世の中にはたくさんおいしいもの、べんりなもの、ありとあらゆるものが溢れているけれど、ほんとうに自分が必要なものを見極めて選んでいくたのしみをみつけることで、くらしはかえって豊かにそしてシンプルになってゆく気がする。
黄色く熟した梅はそれはもう表現しがたいあま〜いふくよかな香りで、そのまんま口にパクッと食べれてしまいそうなのに、食べてみるとびっくりするほどすっぱくて酸の塊みなたいなふしぎな木の実。これをどうして昔の人は塩で漬けて食べる方法をみいだしたのだろうか。しかも赤い紫蘇との組み合わせもだれがおもいついたのだろう。
わたしたちはただ先人たちの知恵を借りてこのような季節のおいしい食べ方をを享受できるのだからね。なんていい土台を頂いているのだろうな。
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