2012年6月7日木曜日

始末の料理

昨日ちょっとだけ雑誌に掲載されていた「佐藤初女さん」の記事を読んでいたら、お台所に立つ時の背筋をもっとぴんっ!としなくてはって反省させられました。お野菜の性格を自分で見極めて調理の仕方を変えるとか、いのちあるもとのしての野菜の切り方等何度も何度も読み返したくなる内容でした。
ついつい忙しさに追われて粗雑になってしまう今日この頃。だからこそ日々の食事からきちんと丁寧にを心掛けよう!と今朝はいつもより少し早く台所に立ちました。大根を眺めていたら何だか無償に大事に食べたくなって皮を包丁で少し厚めに切って千切りにし少し塩をしておきました。中身は瑞々しさもあったので煮物にして皮は金平にしてみました。始末の料理だけど、大根にありがとうと言えた気分になりました。最近また良く作る干し野菜もそうです、ちょっと食べ遅れてしまった野菜でも太陽さんの力で見事においしく復活してくれます。お野菜だってきちんと私たちの身体を作ってくれる大事ないのち。大切にあつかいたいですね。そしてそういう気持ちになれるのは食べた人も同じになるようなそんな気がします。

お弁当に今日はおいなりさんを作って詰めました。お弁当にはいつもがんばってね、そしてありがとうの気持ちを込めます。だからお母さんのおべんとうはおいしいのさ。

今日のおべんとうはおいなり寿司を作って、そのお揚げを炊いた残りで五目おからを作りました。それと大根の皮と人参の金平と干し野菜のサラダ+お麩の唐揚げです。
忙しくてもたべることをきちんと用意できた日は気持ちもすっきりします。



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