2016年4月7日木曜日

こどもの横顔

時々 ふと 思うことがある。
こどもって どうしてこんなに 愛に溢れているんだろうって。
ふと見せる横顔 ものすごく真剣な時もあればおちゃらけて変顔したり ドヤ!顔したり 戯けてみたり。怒られて 失敗して 悔しくて ボロボロになって泣いている時だって、母さんの目には可愛く映る。

でも こうやって一呼吸おいて 子供の成長を味わえるようになったのも、5人のお母さんになってからだと思うのだ。
5人の子供が 1人ずつ 運んできてくれたメッセージを ここにきてやっと私の心で受け取っているのだと‥

まだちょっと前までは

いっつも 何かに 不安を感じてた。
いつも どこかに寂しさを感じてた。
いつもどこかに何かを求めてた。

こんな目の前に こんなに溢れている愛に気が付かずに。

そういう自分を客観的にみて そのぽっかり空いた穴って何なんだ?って考えてみる。

多分 きっと 自分の小さかった頃 もっとかあさんに甘えたかったあの頃の私が時折顔を出すんだと思う。

甘えたい時に甘えられなかった
きっと今泣いたら 母さんを困らすだろうって我慢したこと
きっと今 反抗したら 母さんを泣かすだろうって思ったこと
きっと今‥

小さなことなんだけど、いっつも家のこと仕事のこと 色々なことに走り回って、でもある意味不器用に生きているように見えた母の後ろ姿を小さいなりに気の毒なように感じていたし、私はそんな風になりたくないなって思いが 心の片隅にあった。

自分自身で満たさせる術を知らない?

ちょっとした時に呟く子供(ワタシ)対する期待と不安
話し込んだわけではないから、私の独りよがりかもしれないけれど‥

あの頃はこんなに大変だった
親孝行こそが全て
こうあるべき こうするべき


あーーー 重たい。

だから、どうなんだ。
だからそれでどうなるんだ?

はい わたくし 捻れてますから、

でもね、今 十分に 満ち足りているのですよ。
不安もない。不満もない。

今 ここを 楽しみたいと思っているだけです。

今 ここを丸ごと使い切って生きてる自分を認めてほしいの。




親の気持ちを満たしてあげることができない自分に 時々だけど 負い目を感じてた。
もう そういうのもやめよう
余計なお世話なんだ きっと



別に勝手にしてくれと言っているわけではない。
今ここにある愛をいっぱいに感じる
そこにこそ ほんとうの今が詰まっている気がする。

上を向こうよ









ちひろ 🌝

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