2011年5月30日月曜日

放射能勉強会

今日は千文さんに誘って頂いて、鶴瀬にお住まいの佐藤さんのお宅で「放射能の勉強会」が開かれたので参加させて頂きました。佐藤さんと千文さんは大地を守る会という自然食品の宅配グループでのお友達だそうです。わたしたちと同じお子さんをお持ちのいち主婦です。

今回は佐藤さんが独学で放射能について勉強したことを事細かく12枚にもの資料にまとめて下さり、それをパソコンのデータと照らし合わせながら2時間めいいっぱいお話してくださいました。原子の構造のおはなしから放射能がわたしたちの体にどのように影響を与えるかとか,放射線がどのように細胞に傷を付けるか、そしてその細胞はどうなってゆくのか。そしてわたしたちはこれから何を気をつけるべきなのか?国や地域が出しているデータをどのように判断するべきなのか?などなど小さなこどもをもつ親という立場からは話がつきませんでした。佐藤さんが用意して下さった資料はすべてネットから自分で調べて引き出したものだとおっしゃっていましたが、佐藤さんがきちんと理解した上で説明を加えてくれたことと、主婦としての立場からの注目すべき問題が共通しているので、どんなにか貴重な勉強会であったかわかりません。私は頭が悪いから、理解したようで理解できていない部分の方が多いかもしれませんが、日々の生活の中で私たちが原発という力の恩恵をうけていることは避けられない事実です。だけど今回のような見えない恐怖にさらされた時にどう私たちは動くべきなのか?

私はあまりにも怠慢で佐藤さんのように行動はしていませんでした。
でもこどもを守りたい気持ちは誰でも同じと思うし、これからの未来のためにできる事はやらなくてはいけない。まずできる事はなんだろう。
とにかく過去にもどっても仕方ないので、私たちはこれから少しでも地球に負荷をかけない生活を選択するべきだし、原発は人間の力ではもうどうやっても処理のできない物だという事と永遠にこの地球を汚染し続ける物だという事を理解した上で大事な選択をするべきだと考えました。それは大きな事でなくてもここに生きている覚悟を決めて、今自分の目の前にある選択がこれからの未来に続くものなのか?そうでないものなのか?きちんと見極める力をつけなくてはと。
それから、こらからも体に入るであろうと予想される汚染されてしまった食べ物については自分で責任をもって選択するべきだと思いました。今まで続けてきた日本の伝統的な食事はとても悪い物を排泄できるちからをつけてくれるのだからもちろん続けていこうと思うし、また改めて見直して行こうと強く感じました。
それにはお母さんは元気でないとだめですな、しっかりしなくては。

もう少し自分できちんと消化できたらできることをこのブログから発信したいと思います。

佐藤さんは本当にパワフルで頼もしい方でした。また是非お会いしたいです。
いつもいつもこういう時には美味しい手作りのケーキを焼いて下さるそうですが、今日はきな粉とレーズンの入ったシホンケーキを用意して下さっていました。
しっとりしていてとってもおいしかった!ありがとうございます。

私はお昼を挟んでお時間を頂いたので、おいなり寿司を作っていきました。
わたしのおばあちゃんから教わったものです。そうだよな、、こうして命を繋いでもらって
今ここにいるのだからできることはやらなくちゃいかんな。反省です。

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