2012年10月10日水曜日

お誕生日に

私のお誕生日に、主人が木の台所道具を作ってくれました。
木で作った「マッシャー」です。すごく素敵!何とも言えない持ち味のある道具。
主人はジャガイモがとても好きなので早速ジャガイモを茹でてマッシュしてみました。
これはいいわ!すごく持ちやすくそして野菜が痛がらないでほどよくつぶれてかなり良い感じです。さあ、これから何のお料理に変身させようかな〜

誕生日といえば‥いつも我家はサプライズを計画し誕生日の本人に分からない様に計画をしてびっくりさせることを楽しんでいます。それはいつから始まったのかな‥子供たちもそのサプライズ好きでさあそろそろ準備しようかなって言うとすぐにその気になって手伝ってくれます。長女はことの外そういう企画が大好き。今回は広島に帰省している時に食事の時間にそれは奇麗な花束が届いて、家族の素敵なカードが添えられていました。実は一所懸命涙をこらえていたのよね。「お母さん、いつもありがとう」この言葉をもらうと全てがリセットされて元気になれます。私こそみんなにありがとうなんだけどな〜。
いつかは朝起きて襖を開けたら、大きな花瓶にコスモスがいっぱいに飾られてなんと自転車のプレゼントが置いてあったことがありました。ど、ど、ど、どうしたの?これ?いつの間に用意されたこのサプライズに言葉もなくしばらく口を開けたまま放心状態でいたこともありました。いつかは知らない間に高校時代の親友を呼んできて驚かせてくれたこともあったっけ。あれにも本当ビックリ仰天でした。
ほとんどの時間家族と一緒だからこういう計画も相当計画を練らないとできないことなんだけど、、だからこそ楽しめる大切な一日なのかも。

とても好きで時々購入して読む「くらしの手帳」のエッセイに栗原はるみさんのこんなお話が載っていました。どんなに忙しい日々のなかでも、家族に最高においしいごはんを食べさせたい。ぜいたくな食材を使わなくても、アイデアひとつ、盛りつけひとつで食卓は楽しくなるって伝えたい。その記事を読んで私も全く同感だわさ‥って。
いつもいつも心の中にある家族への思い。おいしいごはんを作って家族にたべてもらうことは私の1つの愛情表現でありどんなことがあったとしても大丈夫。っておいしいごはんにはそういう力があると信じてずっとここまでやってきました。お料理のお仕事もその延長で心を込めてつくるごはんは必ず人のこころを温かくすることができるって信じています。お料理が苦手でも家族のために作ってみようかなって気持ちになってくれるそれだけでも嬉しいです。そうしたらきっと見えない力が湧いてくるようなそんな気がしています。
我家の食卓もずっと私の家族が育ててくれたもの。ありがとう。また心新たにお台所をたのしみましょうっと。

0 件のコメント:

コメントを投稿